縮毛矯正・カラーした日って何でシャンプーしちゃダメなの?
こんにちは!スタイリストの山田です🐈
縮毛矯正やカラーをした後ってよく「今日はなるべくシャンプーを控えてください」と言われませんか?
一度はなぜ?と思われた方いると思います。私も学生時代思っていました。今回はその疑問を解消するべく種類別に解説します!
~縮毛矯正~
〇なぜシャンプーしてはいけないのか
→どんなに健康な髪の毛でも【濡れているときはとても傷みやすい】んです。さらに縮毛矯正したての髪の毛はダメージによってかなり繊細な状態で、濡れている時はいつも以上に髪が傷みやすいため細心の注意が必要です。もし、縮毛矯正したての髪を気にせず力強く洗ってしまうと、髪同士がこすれあいどんどん傷んでしまいます。
〇もしどうしてもシャンプーしたい場合
→①洗浄力の強いシャンプーではなく、優しく洗える【アミノ酸系シャンプー】でシャンプーしましょう
②ごしごし洗わず頭皮を頭頂部に向かって引き上げるようにマッサージするイメージで髪の毛を洗いましょう。また、シャンプー剤を手のひらでまず泡立ててから頭皮につけるのもコツの一つです。
③髪の毛を拭くときはタオルに水分を染み込ませるように優しくタオルで髪の毛を挟みながら拭いていきましょう。
④濡れて傷みやすい髪の毛を放っておくのはかなり危険!すぐに乾かしましょう。
~カラー~
〇なぜシャンプーしてはいけないのか
これはしないほうがいいという人もいれば、しても大丈夫ですよという美容師さんもいるのですが、今回は当日のシャンプーを薦められない理由を説明いたします。
→①まずカラー染めたてはキューティクルが開いている状態で、カラーのほとんどがアルカリ性のカラー剤を使用していて、髪の毛はアルカリ性になるとキューティクルが開きます。美容室でヘアカラーをした後シャンプー・トリートメントをするとその効果でキューティクルは一旦閉じますが、髪の毛に残っているアルカリ成分のせいで1日2日はまた開きやすい状態なのです。キューティクルが開いている状態だとカラーの成分が入りやすい状態と同時に出やすくもなっています。
②濡らすとキューティクルがさらに開いてしまうので、しっかりと乾かさずに寝てしまうと一気に髪の毛が傷み、ヘアカラーが流れやすくなってしまいます。
また、色持ちのいいお湯の温度は【36~38度】です。ヘアカラー後の一週間から10日ほどぬるま湯で洗うと数ヶ月色持ちがいいとされています。40~42度の暑いお湯で洗ってしまうと色落ちが早くなるので注意しましょう。
〇もしどうしてもシャンプーしたい場合
→・熱いお湯で洗わない・しっかりと乾かして寝るを守っていただければシャンプーしても問題はないです!
いかがでしたでしょうか?今回はお勉強会みたいなブログになってしまいましたが一人でもなるほどと思って頂ければ幸いです!
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